生活研究 フクイク 

 馥郁:形容動詞;香気のいっぱいに漂って、盛んに香るさま                                                                               服育:造語   ;衣服を通しての、教育 

2009.11.19[木] 通学路

最近、チビッコは学校が楽しいらしい。
授業がというより、友達との登下校が。

帰宅が遅い理由を尋ねてみると、
「言葉のはじまりって、どんな風なのかなぁ」と
みんなで話し合っていたとか。

今日は冷たい雨が降ってきて心配したけれど。

友達から「虹って、おひさまと反対の方に出るんだって」と
教えてもらい、すぐに見てみたら・・・
「そしたら、本当に反対の方に虹があったんだよ!
みんなでビックリして喜んだんだよ」と話していた。

光に向かっていけば、後ろには虹がある、っていいなぁと
聞いていた。



2009.11.17[火] 読書記録

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『美しいこと』赤木明登 新潮社

「ある夜、彼は、形の中に自分が入れることを知ったのだ。
言葉がなくても何かを伝えることができる。
そして、夢中になった。この感じ、僕にもよく解る。
こうやって、私は初めて私になる。
最初から、伝えるべき私があるわけではなかったんだ。」

p16 シュテファン・フィンク(木工職人)の章より抜粋


「服は、私にとってすごく楽しいものだし、
 同じように楽しんでくれる方がいらっしゃるなら、
 それでいいかな。
 毎日おいしいものを食べるのと同じよね。」

「美しいものって、その人になじんでいるあたりまえのもの。
 もう捨てられないで持っているもの。
 自分から去ってはいかないものなのよ。」

p26 坂田敏子(デザイナー)の章より抜粋

「フクイク」って、つまりはこういうこと。
人様の言葉を引用しなければ、説明できないって情けない。
「言葉ではない」カタチ、生活の中で表現をしていきたいと思ってきたけれど、
私はもっともっと言葉と向きあう必要があるのだろう。



昨日、勤め先の幼稚園がインフルエンザで来週の月曜日まで休園に。
まずは、赤木さんの言葉を一生懸命噛みながら、読書。
ボッカリとできた平日の一人時間、修道院で黙想をするような気持ちで過ごす予定。

knit生活

2009.11.08[日] 原点

学級閉鎖で十日町行きを断念した今日、森から帰り(knit生活)、焼き菓子づくり。
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いつものクッキーの他に念願だったアップルパイも作る。

私の通っていた女子高は、アップルパイで有名だった。
文化祭の日は、生徒の出し物よりシスター方のブースに長蛇の列が。
修道会特製のアップルパイを買い求めるためだ。
その懐かしの味のレシピに挑戦。(校章も付けてみた)

焼きあがった後、型からはずすのに失敗し、無残な形で冷蔵庫へ。

今、一口食べてみたら、おいしかった。他の人は「甘すぎる!」というかもしれないけど、
私には涙が出そうなほどおいしかった。

昨夜もふと、高校時代のことを思い出した。
マンガ『動物のお医者さん』を読みながら寝ようとしていたから。
高校一年生の頃、とても人気があったマンガ。
あまりにも感化を受け過ぎて、友達は私立文系コースだということも考えず
「北大の獣医学部を志望します!!」と担任に宣言していた。
(すると若い女の先生は、表情も変えず「何年計画で?」と返していた。
生徒のタワゴトを否定もせず、肯定もせず。見事だったので忘れられない。)

恋愛のゴタゴタが一切なく、ひたすら受験のために勉強勉強の毎日。
でも楽しく愉快で。
思えば学校そのものが『動物のお医者さん』の世界みたいだった。

校則が厳しく、ベレー帽をかぶっていない生徒を指導するため茂みに隠れるシスター。
下校時、一人の生徒がつかまりお説教が始まると、
その後ろを数十名が猛ダッシュでバス停に向かうのが日常風景。
(みんな急いでいるのに、マリア像には律儀に頭を下げていた)

どこに行くにも「出る単」か「山川の日本史」を持ち歩き、
小テスト前の休み時間には、優秀な生徒の机に人だかり。
雨乞いのようなお祈りをしては、
お告げ(出題確率の高い英単語)をありがたくうかがっていた。

休み時間に学食で売られる「クリームチーズパイ」などを食べ、
お弁当もあるにもかかわらず、手作りクッキーや
ミスタードーナツ(誕生日の人に景品をあげる)を持ち寄り、
なおかつ放課後も駅周辺で食べ歩いていた。

なんてことのないエピソードだけれど、挙げるときりがない。
ともかく「菱沼さん」みたいな子と「漆原教授」みたいなクセのある先生が沢山だった。
なんだか、涙が出そうなほど懐かしい。


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明日、幼稚園の先生方に配ろうと思っているクッキー。
「冷蔵庫」の英語の綴りは忘れてしまったけれど、(友達が覚え方を教えてくれたっけ)、
高校時代の生活で身に付いた事柄は計り知れない。(体脂肪もね)
良くも悪くも私の原点。



2009.11.05[木] 3度目

小学校の娘のクラス、なんとインフルエンザで3度目の学級閉鎖。
娘はとても元気で、テレビをお供に「たのしいふゆごもり」を満喫中。

「上古町門前市、行きたかったなぁ」とか「仕事、どうすればいいのよ」とか
私ばかりがブツブツ・・・。
でも、行きたい場所が沢山ある暮らしって、いいことだ。

8年前の冬を思い出す。小さな赤ちゃんを連れて、あてもなくフラフラ。
新潟の冬が、どうしようもなくつらかったっけ。

けれど、
たまたま家の近くに「こまくさ保育園(斑鳩建築施工)」があって、
たまたま「豊栄図書館(安藤忠雄設計)」ができて、
たまたま「ヒッコリースリートラベラーズ」に来店して、
たまたま新潟市ではなく「新発田教会(レーモンド設計)」に通いだして・・・・
その後も、たまたまが続き、

それでなんだか今の私がある。

グチグチ言っている場合ではない。
居心地のよい場所を提供してくださった人たちに恩返しができるよう、
私も力を尽くそう。
「グレーの空」に思い煩う冬は、本当に卒業だ。

2009.11.01[日] めちゃうま

ハロウィン終了。毎年、社宅友達のチビッコ魔女がやってきてくれるのが楽しみ。
今年の我が家のお菓子は、ウォンカチョコレート(と、またまたクッキー)。

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チャーリーのチョコレートは、映画の通り本当に「めちゃうまチョコ」。禁断の味・・・・。
いけないと思いつつ、3枚目。

ちなみに、小学校は2度目の学級閉鎖中。おかげで、帰省を断念・・・トホホ。

ついでに、うれしかったことをメモ。
昨日「農業まつり」に家のお米を持ってでかける。
「持参のお米を米粉にします。先着30名」というチラシを見て。
めでたく、白い粉を持ち帰る。
こういう風に、いつも気軽にできるといいのにな。
精米所に製米粉機があればいいのにな。

中学校に勤めていた時、給食にでる米粉のコッペパンが大好きで・・・。
たねんさんのひょうたんクッキーがおいしくて・・・。
米粉を使い、明日はまたまたクッキー&パンづくり予定。
「めちゃうま」になるといいのだけれど・・。


knit生活

プロフィール

Author:ユキのエ
あこがれをカタチにすることは
雪の絵を描くことみたいに難しい
それでもあきらめず
フクイクたる生活を 日々 研究中

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